この記事では、コレクション管理者または ACC 管理者が、Content Catalog にアップロードされたコンテンツを承認または拒否する方法について説明します。
どのコレクションでも、特定のコレクションのグループに権限を追加するときに[コンテンツをアップロード]オプションを選択することで、ユーザーにコンテンツのアップロードを許可できます。詳細については、「コレクション権限」を参照してください。ただし、ACC またはコレクションの管理者ではない場合は、コンテンツを追加する前に管理者に承認してもらう必要があることに注意してください。エンド ユーザーは、[バッチ書き出し]を使用して、Content Catalog に(管理者の承認待ち)コンテンツを追加することもできます。
アップロード リクエスト
ユーザーが編集権限を持たないコレクションにアップロードすると、その項目はアップロード リクエスト(左側のナビゲーションのメガホン アイコン)で保留中として表示されます。このコンテンツは、承認されるまで検索や閲覧では見つかりませんが、コレクションに対する表示権限を持つユーザーは、アップロード リクエスト ページで保留中のコンテンツを表示できます。ただし、挿入やダウンロードはできません。
たとえば、次の 4 つの ステータス値があります
承認済み - コンテンツは、編集権限によりアップロード時に自動的に承認されたか、コンテンツがアップロードされてから管理者またはコレクション エディタによって承認されました。
キャンセル済み - アップロードされたコンテンツは、アップロードしたユーザーによってキャンセルされました。
拒否済み - コンテンツはアップロードされましたが、レビュー時に拒否されました。
保留中 - コンテンツは、送信先のコレクションの編集権限を持たないユーザーによってアップロードされました。
コンテンツのレビュー
レビュー プロセスには多くの考慮事項がありますが、多くの場合、企業やそのコンテンツの管理方法に固有のものです。ただし、次のワークフローを検討することをお勧めします。
適切なコレクションが設定されていることを確認します。たとえば、項目が標準を満たさず、編集が必要な場合は、管理者専用の開発コレクションに追加し、完了するまで項目を保留中にし、完了したら項目を承認して開発コレクションから削除し、適切なコレクションに関連付けられるようにすることを選択できます。
十分なタグが追加されていることを確認します。コンテンツが Content Catalog に追加されている場合、タグを使用すると、ユーザーは関連情報に基づいてコンテンツを簡単に見つけることができます。詳細については、「スマートなタグ付けの戦略」を参照してください。
Content Catalog でコンテンツの詳細を確認します。リスト内でコンテンツの名前を選択すると、プロパティ(Revit ファミリ タイプとパラメータ)、Content Catalog のファイル履歴、ファイル サイズなどの基本的なファイル情報などの詳細情報が表示されます。これらはすべて、実施されている可能性のある会社の基準を確認するのに適した分野です。
挿入するか、ファミリ エディタで開いて、詳細を確認します。コンテンツを挿入すると、期待通りにロードされ、遅延なく実行されることを確認できます。一方、ファミリ エディタで開くと、コンテンツのより詳細な拘束とプロパティを確認できます。
アップロードされたコンテンツを確認するには、次のいずれかの操作を行います。
1 つまたは複数の項目のチェック ボックスをオンにし、選択の横にある 3 つの縦のドットから、承認、却下、コレクションを編集、タグを編集、または削除を選択します。
確認する項目の名前を選択するとその項目の詳細が表示されます。上記のオプションに加えて、挿入、ダウンロードまたはファミリ エディタで開くことができます。
注: ファミリ エディタで開くは、Revit 外で保存可能なファミリでのみ使用できます。
コンテンツのアップロードを承認/拒否
コンテンツを確認したら、コンテンツを承認または拒否できます。
承認: ステータスが承認済みに変更され、選択されたコレクションでコンテンツを使用できるようになります。
拒否: ステータスが拒否に設定されます。コンテンツは存在しますが、管理者のみが表示できます。
注: Content Catalog からコンテンツを削除する場合は、[削除]オプションを使用する必要があります。
現時点では、これらの手順を Content Catalog が通知するシステムはありませんが、今後のリリースで検討されています。