効率的なタグ付けシステムにより、ユーザーはコンテンツを素早く分類し、類似したコンテンツを検索することができます。この記事では、Content Catalog でのタグ付けに関して推奨される方法を紹介します。
今日は何の作業をしていますか? 簡単な質問に対する回答によって、コンテンツにどのようにタグ付けするかの判断材料になります。多くの場合、この質問への回答でユーザーが自分の作業内容をどう理解し、どのようにして何を検索する可能性があるのかが明らかになります。つまり、ユーザーが探しているコンテンツを分類する最良の方法を見つけるということになります。
例: スージーは大規模な AE 企業の建築家で、次のように質問に答えます。私はドイツのベルリンにある 5 番街のホテル プロジェクトの出口階段の制作を担当しています。
この回答で、スージーの仕事に結びついた背景が見えてきます。
出口: コンテンツの用途に応じた使用分類
階段: Content Catalog によって既にキャプチャされているコンテンツのカテゴリ
5 番街のホテル: 将来のプロジェクトのコンテンツを記憶するためのプロジェクト名
ホテル: コンテンツの用途に適したプロジェクトの種類の市場部門
ベルリン、ドイツ: 規制または計測に重要となる可能性のある場所
そこで、スージーがコンテンツを見つけやすくなるように、上の太字のテキストに基づいてコンテンツにタグを付けます。スーシーが Content Catalog のコンテンツにタグを付けて、このプロセスをクラウド ソーシングすることもできます。
ビジネス戦略に合わせてタグを調整する
チームの BIM コンテンツ戦略に合わせてタグを配置します。これは、作業している内容に基づいて必要なものを取得できるように、コンテンツがどのような種類のプロジェクトや場所で使用されるかという簡単なものです。
たとえば、シンクは住宅用や商用プロジェクト向けがありますし、キッチンや浴室でも使用する可能性があります。プロジェクト タイプまたは場所ごとにタグ付けすることで、コンテンツの使用方法に関するコンテキストが得られ、ユーザーは作業対象に基づいてコンテンツを検索することができます(たとえば、「住宅用キッチンのシンク」などのタグ)。
市場部門別にタグ
市場部門によるコンテンツへのタグ付けを検討することもできます。これにより、ユーザーは作業中のプロジェクトの種類を把握するだけで、自分の作業に関連するコンテンツを見つけることができます。これは、その作業や専門分野全般の作業に慣れていないユーザーに有効です。
航空
教育
インテリア
医療施設
ホスピタリティ
住居
店舗...
使用/スペース タイプ別にタグ付け
コンテンツがどのように使用されるかによって、コンテンツのタグ付けを検討することもできます。上の例では、スージーが作業している階段は出口に特化していると述べています。その他の市場部門別の使用分類には、次のようなものがあります。
航空
| 教育
| インテリア
|
医療施設
| ホスピタリティ
| 住居
|
区分別にタグ付け
多くのユーザーがコミュニケーションに使用している、業界標準の区分番号と名前でコンテンツにタグ付けすることもできます。
区分け 01 — 一般要件
区分け 02 — 現場工事
区分け 03 — コンクリート
区分け 04 — 組積造
区分け 05 — メタル
区分け 06 — 木およびプラスチック
区分け 07 — 断熱と防湿
区分け 08 — ドアと窓
区分け 09 — 仕上げ
区分け 10 — 特殊設備
区分け 11 — 設備機器
区分け 12 — 家具
区分け 13 — 特殊建築物
区分け 14 — 運搬設備システム
区分け 15 — 機械/配管設備
区分け 16 — 電気設備
ロケールまたは法令準拠別にタグ付け
特定の目的のために使用するコンテンツに規制用途がある場合は、コンテンツの使用場所を基準にしてコンテンツにタグ付けすることも検討できます。
IBC 20xx (国際建築基準)
NEC 20xx (米国電気工事規定)
OSHA認定(米国労働安全衛生局)
構成タイプ/マテリアル別にタグ付け
構成タイプまたはマテリアル別にコンテンツにタグを付けることを検討することもできます。エンジニアは通常、次に示す一般的なマテリアルと同様に、マテリアルの単一システムを使用します。
コンクリート
鋼製
木材
代替名別にタグ付け
代替名または共通名を使用してコンテンツのタグ付けを検討することもできます。たとえば、ソファと呼ぶ人もいれば、長椅子と表現する人もいます。人によって類似した名前や代替名でコンテンツを知っている場合があります。そのため、探しているものを見つけたときに、誰でも追加したり、追加を要求したりできます。
長椅子
座席
ソファ
椅子
ラウンジ
プロジェクト別にタグ付け
プロジェクト別にコンテンツのタグ付けを検討することもできます。ユーザーは、以前に作業した特定のプロジェクトにどのようなコンテンツを追加したかを基準に追加するコンテンツを考えることがよくあります。そのため、プロジェクト名でタグ付けすると、類似したプロジェクトで作業する場合に、コンテンツを見つけやすくなります。
チームで作業する際に Content Catalog のコンテンツに簡単にアクセスできるタグ付け方法についての説明は以上です。ただし、すべてのタグをすぐに設定する必要はありません。必要に応じて修正しながら進めてください。